ついに…!
www.gizmodo.jp
2014年の5月13日の発表から1年半ほど経過しまして、ついに発売するようです。
で、結局のところ何が出来るの?というのが最近ウェアラブルデバイス多すぎてよう分からんので簡単にまとめてみます。
すごいざっくり言うと、
- 運動量や姿勢などの各種情報計測ができ、スマホアプリと連動する
- FuelBandとかjawboneのようなイメージ
- VRはできない。あくまで情報収集用のデバイス
という感じです。
ただ、眼鏡という形態である(頭に位置する)ところや後述のセンサーにより、取得できる情報は腕につけるタイプのデバイスとの間に差があります。
また、JINS MEMEには以下の2つのモデルが存在します。
- JINS MEME MT(1万9千円)
- スポーツサングラスタイプ
- 加速度センサー、ジャイロセンサーを搭載
- JINS MEME ES(3万9千円)
- ウエリントンタイプ
- 3点式眼電位センサー、加速度センサー、ジャイロセンサーを搭載
違いは形状と3点式眼電位センサーの有無です。
3点式眼電位センサーってなんか凄そうだけど実際何が出来るのかというと、「8方向の視線移動の検知」と「まばたきの検知」が可能になっています。
公式サイトでは、これによって眠気が推定できると謳われています。
お手軽なのはMTですけど、どうせ買うならESが気になるところです。高いけど。
なお、SDKが提供されているのでいろいろと夢が広がりますね。
developers.jins.com
下手に通常の公式サイトを見るよりこのドキュメントの「取得可能なデータ」ってところを見たほうが何が出来るのか分かりやすい気もします。
眼鏡ユーザーとしてはつけ忘れがない、というところはウェアラブルデバイスとしては非常に優秀に感じます。
ただ、連続使用時間がモードごとに12時間または24時間となっているので、どうしても一日最低一回は充電が必要そうです。
モードはリアルタイムモードとスタンダードモードの2種類があり、開発者向けの説明がわかりやすいので引用します。
JINS MEMEにはスタンダードモードとリアルタイムモードの2つのデータモードがあります。
スタンダードモードは、JINS MEMEの消費電力を抑えて1分間に1回の通信を行います。比較的長いスパンでのデータ解析を行うようなアプリケーション開発を目的としています。
一方、リアルタイムモードは、データの送出頻度が高いため、消費電力は増えますが、瞬目(瞬き)やそれに付随する情報を約26Hzで取得することが可能です。
https://developers.jins.com/ja/resource/docs/startup_guide/ios/
というわけで利用するアプリケーション次第ではスタンダードモードで24時間ほどもつ、ただしフィットネス系の精度を要するようなアプリを使う場合はリアルタイムモードに切り替わるので電池消費が異なる形になりそうです。
ちなみに充電時間は2時間となっています。
睡眠時や昼休みに充電する感じでしょうか。jawboneなどと違って睡眠時の計測は想定してない気がするのでまあ許容範囲な気はします。
そんなわけで今後の発展も含め大変気になるデバイスなので、お高くて手を出しづらいところではありますが、ブクマ30くらいついたら試しに稟議申請してみようかと思います。嫁に。
その他参考
JINS MEME | ココロとカラダのセルフケアメガネ。
JINS MEMEがいよいよ11月5日に発売。価格は1万9000円(税別)から - Engadget 日本版
JINSがメガネ型ウエアラブル「JINS MEME」を発売、「販売目標、まったく分からない」 | 日経クロステック(xTECH)
疲労や眠気を“可視化”するメガネ端末「JINS MEME」--11月5日に発売 - CNET Japan
JINS、眼電位により視線やまばたきを検知できるメガネ型デバイス ~疲労度や居眠りなどを可視化 - PC Watch